僕の私の返済コミュニティ

父親が保証人になった結果

幼馴染からの保証人依頼

父親には小学生時代からの幼馴染がいました。 そして当時父が50歳くらいのとき、その友人が自宅に飲みに遊びにきていました。

その時は何故か奥さんと来ていました。 来てから数時間したとき、一軒家(賃貸)の保証人になってほしいと友人に頼まれていました。

母親は父を別の部屋に呼び、猛反対。 絶対にハンを押すなと言っていましたが、お酒の入ってた父は幼馴染の頼みだからと、安易に保証人になってしまいました。

その後、兄や姉が大学へ進学し、家では結構お金がかかりました、ほぼ貯金もゼロに近い状態になっていたと思います。

5年後のある日、急に裁判所からの通知が来ました。 その内容は、友人が借りていた一軒家の月々の支払いが滞っており、家主が訴えたのです。

しかもその滞納期間は3年弱にも及びました。 その額は全部で280万円でした。 父はすぐさまその友人に電話をかけましたが、何度かけても出ず、家にまで行ったのですが留守。

この状態が続いたので、父は結果保証人として全額支払うはめになったのです。 この通知がくる半年ほど前に、大きな地震があって、自宅は半壊状態だったため、直すのに400万ほどかかったと聞いていました。 だから、家にそんな大金は残っていなかったのです。

結局、父が借金返済をすることに

返済は一括では無理だったので、月々5万円ずつの返済をしていくことになり、家主からも了承して頂きました。

その友人は10年以上たった今でも音信不通です。 父は借金を背負うことになったことよりも、小さいころからの友人に裏切られたことに相当なショックを受けていました。