借金600万円が発覚
知人のご主人が家計を握っていた
知人のご主人が、家族に隠れて600万円余りの借金をしていました。
その家庭はご主人が家計を握っており、毎月の生活費はその月ごとの給料日に、ご主人が奥さんに渡していました。 月の途中で子どもの学校や幼稚園で必要なお金が発生した時には、その都度奥さんが必要な理由をご主人に伝えてお金をもらっていたそうです。
ただご主人は細かい人のようで、奥さんが使うお金に関しては買い物をした時のレシートを渡さなければならなかったようで、レシートのもらえないようなお店の場合には領収書をもらっていました。 そして、毎回ご主人に話せばお金をもらえる訳ではなかったようです。
学校や保育園で必要なお金であっても、もうお金はないと言われ旦那さんから断られることもあり、奥さんはとても困っておられました。 そのような場合には、奥さんが結婚前から貯金されていたお金をおろして何とか繋いでおられたようです。
どうしてもお金の都合がつかない場合には、相談をしてねと奥さんに伝えていましたが、一度も頼まれたことはありませんでした。 ご主人が奥さんに、もうお金はないから渡せないと言われた時でも、ご主人はお酒を呑みに行ったりビールを買って帰り、自宅でも晩酌をされていたようです。
煙草もご主人は吸っておられたので、奥さんはいつも「家族には主人はお金を使うのを嫌がるの」と言われていました。
カードローンの借金が発覚
奥さんがお金がないのにどうして外に呑みに行ったり煙草を買うことができるのかをご主人に尋ねても、不機嫌になり返答はなかったそうです。
そうしているうちに、奥さんはご主人のお給料で頻繁に呑みに行くことはできないはずだと思い、ご主人に何度も尋ねてやっと聞き出したそうです。 その結果、カードローンなど何社からも借金をしており、利息だけでも毎月凄い金額になっていたのにも関わらず、ご主人は借金を重ねては自分のお小遣いとして使っていたそうです。
借金が発覚してからは話し合いをし、両家の実家からお金を借りて返済することになったそうです。 両家の実家への借金返済は、ご主人の自由にお金を使う癖が直らず、まだ返済できていないそうです。